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施設内の電気の配線、照明器具やコンセントの取付けを行う、電気設備工事の中では基本中の基本ともいえる工事です。それだけに奥が深く、最も範囲の広い工事種目です。代表的な設備だけでも、施設内に設置する屋内照明、街路灯などの設置を行う屋外照明、防災設備と関係の深い非常灯・誘導灯、劇場などに設置する舞台照明など大きなものから小さなものまで多種多様なものがあります。最近ではＬＥＤ照明に代表される新世代の照明器具も次々に開発され、日々進歩を続けている分野でもあります。

受変電設備とは電力会社から供給される電力を施設内に受電・変電するとともに、配電線の事故時の負荷設備の保護をし、内部事故が波及事故につながることを防止する、電力の分配・供給をより安全に行なう設備です。この設備に係る機器は、高いものから安いものまで様々ありますが、一つ言えることは、低コストの機器は安全性を犠牲にしているものが多いということです。当社では、波及事故によるお客様の損害を考慮し、安全性の低いものはご提案しておりません。

電力供給系統において引込点、発電機などの電源から、変圧器、配電盤を経由して各電灯分電盤、動力制御盤に至る配電経路に関する設備を設置する工事です。施設の需要に合わせて必要な容量を計算して受変電設備と合わせて設計、施工していきます。

電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電動機およびその付属機器、装置（制御装置、保護装置、配線）などを設置する工事です。具体的にはエレベーターなどの昇降機設備、エアコンなどの空調設備、水道の給排水などの衛生設備に電力を供給するための設備をいいます。